[仕掛](WIP)在庫は、現在生産中の在庫をすばやく視覚的に把握する方法です。
1. Autodesk Fusion Operations の[在庫]サブメニューにある[仕掛在庫]にアクセスするか、こちらのリンクをクリックしてください。
ここでは、保存されていないすべての生産注文を通して注文された製品の数量、ステージングされた材料で生産できる製品の数量、すべての作業を通してすでに移動した生産の数量からなる、自動的に生成されたチャートを見ることができます。注文された製品は濃い緑色で、中間作業は濃い青色で、完成品の数量を正確に示す可能性のある最終作業は緑色で、製品の在庫は茶色で表示されます。
2. テーブル フィルタを使用して、検索を絞り込みます。より詳細な情報が必要な製品でフィルタリングし、WIP 内の製品にすべての作業を追加することができます。
3. チャートまたはテーブルから、お好みのビューを選択します。
チャートを解釈する方法
たとえば、「WIP 製品」というコードで、200 単位の注文数量を持つ生産注文「PO01」があり、全 4 作業の内、 3 つで既に作業が実行済みであるとします。これは生産記録にある上の図で確認することができます。
OP1 - 生産数量 100
OP2 - 生産数量 0
OP3 - 生産数量 55
OP4 - 生産数量 22(最終作業)
それでは、現時点での生産在庫を簡単に確認してみましょう。
上の図でわかるように、この生産では、200 単位の「WIP 製品」が「生産注文 - PO01」として注文され、これに対してステージングされた材料はありませんでした。このことは最初の 2 つのバーが示しています。
最初の作業バー「OP1」は、濃い青色で 45 単位を示しています。これは、最初の作業で生産された単位の数から、それに続く作業で生産された最大数量を差し引いた値です。
100-Max(OP2:OP4) = 45、ここで Max(OP2:OP4) = 55
先ほどと同じように、3 番目の作業バー「OP3」は、3 番目の作業で生産された数量から、最後の作業である 4 番目の作業で生産された数量を差し引いた数量 33 を示しています。つまり、次の作業内で生産される最大数量であることに変わりはないものの、この場合、作業は 1 回だけでした。
55-OP4 = 33、ここで OP4 = 22
緑で表示されているのは、最後のバー(在庫)を生成した最後の作業「OP4」で生産された数量で、これも 22 単位です。
とはいえ、最良の例はお客様自信の生産です。このようなグラフを製品や作業で見ることができるようになれば、この機能の重要性をすぐに理解し、有用性を把握することができるようになるはずです。
FAQ:
1. 生産注文でフィルタすると、「表示するものがありません。別のフィルタを選択してください。」と表示されるのはなぜですか?
検索またはフィルタされた生産注文がアーカイブ済みか、開始されていない場合にこのメッセージが表示されます。
サポートが必要な場合、 Fusion Operations エキスパートがあなたに連絡するようにこちらからリクエストしてください。