ユーザが Fusion Operations システムにアクセスするには、まずそのシステム内でユーザを作成する必要があります。ユーザには、製造現場でモバイル アプリを使用して生産データを入力する作業者や、管理インタフェースのユーザなどが含まれます。各タイプのユーザには、実行するアクションに応じて特定のアクセス レベルを割り当てる必要があります。
ユーザを新規作成
サイド メニューから[ユーザ]ページにアクセスし、[+ ユーザを追加]を選択します。[ユーザを作成]フォームに、ユーザ情報を入力します。必須項目は、Fusion Operations へのログインに使用されるフルネームと電子メールアドレスです。この時点でユーザのパスワードを設定することも、後でユーザが自分で設定できるように、空白のままにしておくこともできます。
複数の作業者が同じデバイスを使用してモバイル アプリから生産を入力する場合、全員が使用する共有アカウントを作成し、同じ電子メールとパスワードにより一度きりのログインを実行するのが一般的です。この場合、アプリを通じて何かを入力する際には、作業者 ID を使用して、誰がどのような作業を実行したかを追跡します。
作業者が個別のデバイスを使用する場合は、アカウントを別々のユーザとして作成するのがベストです。
[ユーザを作成]フォームでは、[役割]の選択もできます。このリストにはいくつかのオプションがあり、それぞれのタイプによって、システムに対する異なるレベルのアクセス権がユーザに付与されます。
タブレットは製造現場の既定ユーザとして使用され、すべてのモバイル アプリのボタンにアクセスできますが、管理インタフェースにはアクセスできないため、製造現場の作業者による使用が推奨されます。(注: タブレットの設定プロセスが変更され、[タブレット ユーザ]は[デバイス]メニューに移動されました。詳細については、こちらの記事を参照してください。)
管理者は、すべての基本機能および高度な機能に対する完全なアクセス権をユーザに与えることができ、また新しいユーザを作成できる唯一のユーザ タイプです。したがって、これをご覧になっている皆様は、管理者である可能性が高いです。
すべての役割タイプの詳細については、こちらの記事を参照してください。
ユーザの言語とタイムゾーンをマップまたはドロップ ダウン リストから選択し、独自のカスタム ジョブの役割を入力することもできます。
タブレットの役割を持つユーザを作成する場合は、[タブレット ボタンを追加]オプションにより、モバイル アプリに表示するボタンをコントロールすることもできます。追加するには、リストからこれらを選択し、削除するには横の[x]を押します。すべての情報を入力したら、下部の[ユーザを保存]を選択します。
(注: タブレットの役割は[デバイス]の下に表示されるようになりました。また、ボタンのセットを変更するには、デバイスのセットアップを変更する必要があります。詳細については、こちらの記事をご覧ください。)
ユーザの詳細やアクセス権を編集する必要がある場合は、ユーザ ページから編集することができます。
新規ユーザを招待
ユーザをオンボーディングする別の方法として、ユーザ ページの招待機能があります。
[招待]を選択すると、名前と電子メール アドレスを入力するだけでユーザを招待できます。既定の役割に割り当てるか、[追加]を選択してカスタム ロールを入力します。
この方法を使用すれば、一度に複数のユーザを招待することができ、他のフィールドの入力はそれぞれのユーザに任せることができます。
警告を作成
ユーザのために作成できる高度な機能の 1 つに、[警告]の設定があります。これらは Fusion Operations のさまざまなイベントに対する通知で、特定のユーザに送信することができます。
リストから通知タイプを選択します。選択すると、下に簡単な説明が表示され、警告するユーザを入力できます。その後、[警告を保存]をクリックします。
このイベントの発生時に、リストアップされたすべてのユーザに通知メールが送信されます。