工場では時間の経過とともに作業内容が変化する可能性があり、これはサイクル タイムにも影響を与えます。また、各プロセスにどれくらいの時間がかかるのか、事前にまったくわからない場合もあります。バッチ時間更新は、一定期間に収集されたデータを考慮することで、作業の時間を一括して更新できる便利な機能です。このツールを管理するには、次の手順に従ってください。
[バッチ時間更新]を実行するには、次の手順に従ってください。
1:[作業]パネル(1)から[バッチ時間更新]サブパネル(2)を選択します。
2. 提供された画像には、いくつかのフィールドがマークされています。以下に、マークされた各フィールドの詳細な説明を示します。
このフィルタのすべての作業の単位あたりの平均時間を計算(1): フィルタを使用して、指定した特定の作業の平均時間を知りたい場合に便利です。
解析対象期間(2): サイクル タイムの更新を実行するためにデータを考慮する必要がある作業の時間間隔を指します。
フィルタを追加(3): 特定の製品、作業、またはセクションのバッチ時間更新を指定します。
作業リスト(4): フィルタを考慮する作業と、それらに関する追加情報を確認できます。
3. 次の図に示すように、サイクル タイムを更新するには 3 つの異なるオプションがあります。
ボックス(1)のオプションは、フィルタに従って、すべての作業の単位当たりの平均時間を計算します。その後、計算された時間を使用して、作業の新しいサイクル タイムを定義できます。ここで、新しい時刻が有効になる日付を定義することもできます。前のフィールドへの入力後、[変更]をクリックするとサイクル タイムが更新されます。
または、 [青いボックス](2)を使用して作業を個別に実行し、サイクル タイムを個別に変更することもできます。
3 番目のオプションは、 [すべて変更](3)ボタンを使用することです。これにより、選択したフィルタを満たすすべての作業について、右側の列に表示される新しい持続時間の作業のサイクル タイムが変更されます。新しい持続時間が「00H00」の作業は変更されません。
注: 計算された時間は 1 単位あたりの時間を示します。異なる数量を挿入する場合は、それに応じて時間を変更する必要があります。
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