専門用語で「OEE」として知られる「設備総合効率」は、工場がその最適性能(工場が設計された性能レベル)からどの程度離れているかを定量化する複合指標です。

OEE は、次の 3 つの独立した係数の集合体です。

1. 可用性: 作業が実行される必要のある予定された時間の割合を表します。

計算式:

Availability = Uptime / Available Time

例:

稼働時間 = 450 分(使用可能時間) - 60 分(予定外のダウンタイム) = 390 分

可用性 = 390 分 / 450 分 = 86.6%

2. 生産効率: ワーク センターが設計されている最適生産性に対する割合として表される各ワーク センターの作業速度です。

計算式:

Productivity = Estimated Time / Time Spent

詳細は以下の通りです。 Estimated Time = Quantity Produced * Operation Cycle Time / Operation Quantity Ratio

例:

作業サイクル タイム = 1 時間 15 分

作業数量比率 = 5

生産数量 = 10

所要時間 = 2 時間 44 分

生産効率 = (10 * 1 時間 15 / 5) / 2 時間 44 = (10 * 75 / 5) / 164 = 91.5%

3. 品質: 生産されたすべての単位に占める、生産された良好な単位の割合です。

計算式:

Quality = Units OK Produced / (Units OK Produced + Units NOK Produced)

例:

生産された OK 単位 = 221

生産された NOK 単位 = 21

品質 = 221/(221+21) = 91.3%

OEE 計算:

これらの例では、次のようになります。

OEE = Availability * Productivity * Quality = 86.6% * 91.5% * 91.3% = 72.3%

サポートが必要な場合、 Fusion Operations エキスパートがあなたに連絡するようにこちらからリクエストしてください。