Autodesk Fusion Operations では、各製品の平均コストを使用して、材料消費コストと出荷を正確に追跡します。この平均コストは、受け入れた購入品の平均コストまたは製造品の平均生産コストに基づいて自動的に計算されます。これらの平均値を使用することで、Fusion Operations は材料消費を一貫して評価し、最新のコスト情報を反映します。
以下の例は、Fusion Operations がさまざまなシナリオで消費コストと出荷コストを計算する方法を示しています。
消費コスト
原材料/サブプロダクトのコスト計算は、消費時点におけるすべての受入/生産在庫移動コストの平均によって決定されます。
例 1: ロットなしの原材料
製品「Apple」には 2 つの受入在庫移動があります。
総コスト 10 の 10 単位 = 単位あたりの平均コスト 1
総コスト 20 の 10 単位 = 単位あたりの平均コスト 2
次の消費コストは、消費時の製品の平均値に対応します。したがって、((10 × 1) + (10 × 2)) ÷ 20 = 1.5 であるため、「Apple」の次の消費に関連付けられる単位値は 1.5 になります。
例 2: ロットありの原材料
ロットを追跡する場合、特定のロットの消費値は、そのロットに関連付けられた受入コストのみの平均になります。
製品「Apple」には 4 つの受入在庫移動があります。
ロット A、総コスト 10 の 10 単位 = 単位あたりの平均コスト 1
ロット A、総コスト 20 の 10 単位 = 単位あたりの平均コスト 2
ロット B、総コスト 15 の 10 単位 = 単位あたりの平均コスト 1.5
ロット B、総コスト 25 の 10 単位 = 単位あたりの平均コスト 2.5
製品の消費コストは、消費される特定ロットの平均受入コストに基づきます。この例では、製品 Apple の各ロットの次の消費では、そのロットのすべての受入の平均コストが使用されます。
ロット A の平均コスト = ((10 × 1) + (10 × 2)) ÷ 20 = 1.5
ロット B の平均コスト = ((10 × 1.5) + (10 × 2.5)) ÷ 20 = 2.0
例 3: ロットを使用したサブプロダクトの消費
製品「Product A」には、「生産」の在庫移動が 4 件あります。
ロット A、単位あたりの生産コストが 151.5 の 2 単位
ロット A、単位あたりの生産コストが 101.5 の 1 単位
ロット B、単位あたりの生産コストが 102 の 1 単位
製造品の消費コストは、生産される特定ロットの平均生産コストに基づきます。この例では、ロット A の製品 A の生産コストは、そのロットに対するすべての生産注文の平均生産コストを使用して計算されます。
平均生産コスト = (151.5 + 101.5 + 151.5) ÷ 3 = 134.83
出荷コスト
出荷コストは、上記で説明した消費コストと同じ方法で計算されます。製品の出荷コストは、生産/受入される特定ロットの平均コストに基づきます。製品に応じて、この平均コストは、平均受入コスト(購入品の場合)または平均生産コスト(製造品の場合)から決定され、出荷される製品が正確かつ一貫して評価されます。
例 4: ロットを使用したサブプロダクトの出荷
製品「Product A」には、「生産」の在庫移動が 4 件あります。
ロット A、単位あたりの生産コストが 151.5 の 2 単位
ロット A、単位あたりの生産コストが 101.5 の 1 単位
ロット B、単位あたりの生産コストが 102 の 1 単位
製造品の出荷コストは、生産される特定ロットの平均生産コストに基づきます。この例では、ロット A の製品 A の生産コストは、そのロットに対するすべての生産注文の平均生産コストを使用して計算されます。
平均生産コスト = (151.5 + 101.5 + 151.5) ÷ 3 = 134.83
FAQ
1:同じ製品でも、倉庫または倉庫内の位置に基づいて異なる消費コストまたは出荷コストが発生することはありますか?
いいえ。平均コストは、倉庫または倉庫内の位置ごとに個別に計算されません。
同じ製品が異なるコストで別の倉庫または倉庫内の位置への受入が行われる場合、Fusion Operations は、在庫が保管されている場所に関係なく、関連する在庫移動全体の該当する平均コストを使用します。
ロット追跡なしの製品: コストは、倉庫または倉庫内の位置に関係なく、その製品に関連する受入コストまたは生産コストの平均に基づきます。
ロット追跡ありの製品: コストは、そのロットを含む倉庫または倉庫内の位置に関係なく、特定ロットに関連する受入コストまたは生産コストの平均に基づきます。
たとえば、同じ製品が単位コスト 1 で倉庫 A に、単位コスト 2 で倉庫 B に受入される場合、製品の消費または出荷時に使用されるコストは、倉庫自体によって決まりません。代わりに、上記で説明した該当する平均コストの計算方法が使用されます。
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