この記事では、Vault から Fusion Operations に製品および部品表(BOM)を簡単にインポートする方法について説明します。
統合の要件
1.Fusion Operations の統合機能へアクセスしようとしているユーザの Autodesk ID は、Vault にアクセスできる Autodesk ID と一致している必要があります。
既に Autodesk Vault にアクセスできるユーザにアクセス権を付与するには、管理者は以下の手順に従う必要があります。
1.1 [ツール] (1) > [管理] (2) > [グローバル設定] (3)に移動します。
1.2 [グローバル設定] で [アクセス権を管理] (4)をクリックし、統合機能(Fusion Operations)へのアクセス権が必要なユーザを検索します。
1.3 対象のユーザ(5)をクリックし、次のボタンを押します。
- アカウント(6): Autodesk IDを有効にする必要があります。
- ロール (7): Fusion Operations にインポートしようとしている情報へアクセスできるロールにユーザが属している必要があります。
2.Vault サーバに Web 経由でアクセスできるようにする必要があり、そのためには Vault Gateway を有効にしておく必要があります。
このトピックの詳細については、こちらの記事をご覧ください。
3. 2023 リリース以降の Vault Gateway を使用していることを確認してください。
4. Vault データがプロジェクト エクスプローラを通じて検索可能であることを確認してください。
接続の設定
1.システム内の任意のページで会社名(1)を押して、表示されるドロップダウンから [統合] (2)を選択します。
2. [統合]ページで、Vault 統合の横にある [設定] ボタンを押します。
3. [構成]ページ で [+ サーバを追加] (1) を押します。[サーバ]ボックスに Vault アカウントに対応するサーバ URL (2)を入力します。その後、 [接続] ボタン(3)を押します。
4. [既定の Vault]ドロップダウン(1)を選択します。これが、Vault の項目リストを操作するときに開かれる Vault となります。
5. Vault に現存する履歴を追加する場合は、 [製品履歴コードを追加] オプションを選択します。このコードが、現在の製品コードに接尾辞として追加されます。
形式は次のようになります: 「製品コード[Rev:"A"]」
6. 複数のサーバ/Vault を追加する必要がある場合は、 [+ サーバを追加] を押して、先に説明した手順を繰り返します。
7. 統合の設定が完了したら、 [保存] を押します。
製品/部品表のインポート
Vault から Fusion Operations に製品をインポートする方法は、[製品]メニュー、[生産注文]メニュー、または[販売注文]メニューを経由する 3 通りです。
[製品]メニューから製品および部品表をインポートする
1. [製品] メニュー(1)に移動し、画面右上にある [製品を追加] ドロップダウン(2)を選択します。次に、 [Vault からインポート] (3)を選択します。
2. 製品のインポート元のサーバ(1)と Vault (2)を選択します。Vault アカウント内のすべてのプロジェクト フォルダとサブフォルダの一覧が表示されます(3)。
注: サーバ(1)と Vault (2)は、設定の統合ページで行った選択に応じて既定で自動入力されます。
3. 使用可能なフォルダから、インポートするデザインを選択します(0)。インポート時に Vault モデルに対していくつかの調整を行うことができます。
鉛筆の記号(1)を選択するか、製品ボックスをダブルクリックして、製品コードを変更します。
インポートする製品に接頭辞(2)または接尾辞(3)を追加します。追加する場合は、必ず[適用](4)をクリックしてください。
単一製品と製品全体の部品表(BOM)のどちらをインポートするかを選択します。これを行うには、Fusion Operations にインポートしたい項目に対応するチェックボックスをオンにします(5)。
選択内容に問題がなければ、[インポート](6)をクリックします。
4. [インポート]を押すと、製品とそのすべての部品表レベルがインポートされます。それらは、作成された製品のページで、[部品表]タブの下に表示されます。
[生産注文]メニューから製品/部品表をインポートする
1.[生産注文]/[ジョブの作成]ページで [製品のインポート元] ドロップダウン(1)を選択し、Vault オプション(2)を選びます。
2. 製品のインポート元となるサーバ(1)と Vault (2)を選択します。Vault アカウント内にあるすべてのプロジェクト フォルダおよびサブフォルダの一覧が表示されます(3)。
3.使用可能なフォルダから、インポートするデザインを選択します(0)。インポート時に Vault モデルに対していくつかの調整を行うことができます。
鉛筆の記号(1)を選択するか、製品ボックスをダブルクリックして、製品コードを変更します。
インポートする製品に接頭辞(2)または接尾辞(3)を追加します。追加する場合は、必ず[適用](4)をクリックしてください。
単一製品と製品全体の部品表(BOM)のどちらをインポートするかを選択します。これを行うには、Fusion Operations にインポートしたい項目に対応するチェックボックスをオンにします(5)。
選択内容に問題がなければ、[インポート](6)をクリックします。
4. [インポート]を押すと、製品とそのすべての部品表レベルがインポートされます。それらは、作成された製品のページで、[部品表]タブの下に表示されます。
[販売注文]メニューから製品/部品表をインポートする
1.[販売注文]作成ページで [製品のインポート元] ドロップダウン(1)を選択し、Vault オプション(2)を選びます。
2. 製品のインポート元となるサーバ(1)と Vault (2)を選択します。Vault アカウント内にあるすべてのプロジェクト フォルダおよびサブフォルダの一覧が表示されます(3)。
3. 使用可能なフォルダから、インポートするデザインを選択します(0)。インポート時に Vault モデルに対していくつかの調整を行うことができます。
鉛筆の記号(1)を選択するか、製品ボックスをダブルクリックして、製品コードを変更します。
インポートする製品に接頭辞(2)または接尾辞(3)を追加します。追加する場合は、必ず[適用](4)をクリックしてください。
単一製品と製品全体の部品表(BOM)のどちらをインポートするかを選択します。これを行うには、Fusion Operations にインポートしたい項目に対応するチェックボックスをオンにします(5)。
選択内容に問題がなければ、[インポート](6)をクリックします。
4. [インポート]を押すと、製品とそのすべての部品表レベルがインポートされます。それらは、作成された製品のページで、[部品表]タブの下に表示されます。
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