[スケジュール]は、製品や生産注文リストなど、他のページの情報を視覚化したもので、これを表示および編集するための代替手段です。
1. サイド メニューから[スケジュール]ページにアクセスします。ここに表示されるテーブルが、[スケジュール]ビューです。
2. ページの左上にはドロップダウン リストがあり、表示するデータ タイプをいくつかのオプションから選択することができます。[生産注文]スケジュールは、最も便利なオプションの 1 つであるため、ここではこの操作に焦点を当てますが、他のオプションも同様に機能します。
生産注文スケジュール ビュー
[生産注文]を選択すると、テーブルが更新され、各行が生産注文として表示されます。また、各列が暦日として表示され、上の暦週番号ごとにグループ化されます。ページの左上にあるフィルタから、時間単位、週単位、月単位など、このテーブルの表示方法を変更することができます。
テーブルには生産注文を表す棒グラフが表示されます。それぞれ開始および終了のスケジュールを示しており、カーソルを合わせることで、その詳細が表示されます。
これらのバーは色分けされており、ページの左下には色の意味が表示されます。緑の生産注文は完了したもの、赤は未完了で完了予定日を過ぎている遅延したもの、青はすでに生産を開始したものを含む、将来的に予定された納期があるものを意味します。
生産注文の開始日と終了日を調整する必要がある場合は、[スケジュール]ビューから直接、棒グラフのバーを前後にドラッグします。バー全体を動かしてスケジュール内の生産注文全体を移動させたり、片方をドラッグして開始時間や終了時間のみを変更することができます。
これは、個々の生産注文を編集する代わりに、スケジュールを調整するための非常に便利な方法です。ここで適用される変更により、生産注文自体も更新されます。
これらのバーを 1 本動かすと、テーブルの一番上にある[荷重]値が変わることに気付くでしょう。荷重は、予定された作業に必要な合計時間です。各作業に対して定義されたタスク期間に、生産注文で注文された数量を乗算して計算されます。ここでは、[生産能力]に対する[荷重]の割合をパーセンテージで表しています。ここで、[容量]とは、その時点で予定されている作業者に従って作業を実行できる時間数です。
例えば、1 人 8 時間勤務の作業者が 2 人いる場合、[生産能力]は 16 時間となります。
テーブルの下部には、線で示された生産能力と、それに対する[荷重]が棒グラフで示されています。[荷重]バーにカーソルを合わせると、荷重合計が時間単位で表示されます。
この値が[生産能力]を超えた場合、列の上部が赤で表示され、作業者の荷重が許容値を超え、スケジュールを調整する必要があることを示します。
マシン スケジュール ビュー
もうひとつ、特に機械工場での生産に役立つビューは、マシン スケジュールです。
このビューに切り替えると、行が生産注文からマシンに変更されます。
またテーブル上の項目は、各マシンで完了する作業に変わります。
このテーブルでは、計画された生産に衝突があるかどうかを簡単に確認することができます。
再びマシン上で、必要に応じて作業をドラッグ アンド ドロップしてスケジュールを調整することができ、これにより、[荷重]バーが更新されます。
ページの右上から、ガント、カレンダー、リストの間で表示を切り替えて、さまざまな方法でデータを表示することができます。
これで、[スケジュール]の使用方法を十分に理解できたはずです。これは、計画された作業が生産能力に対して適切な荷重レベルであることを確認し、問題がある場合にはそれを早期に発見し、修正するためにスケジュールを迅速に調整する便利な方法です。
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