再作業とは、定められた要件を満たさない製品を修正するプロセスのことです。
[再作業]ボタンを使用する前に、「再作業のベスト プラクティス」 の記事を参照し、この機能を完全に理解した上で、Autodesk Fusion Operations を使用して可能な限り正確な方法で再作業の時間を追跡することをお勧めします。
「再作業のベスト プラクティス」の記事で使用された例を、この記事でも説明のために使用します。予め知っておく必要のある情報は次のとおりです。
作業者は「BAKING」作業で、「RECOV」に 15、「NOT RECOV」に 5、「OK」に 30 とそれぞれ入力しました。
[再作業]ボタンの使用方法は[生産を挿入]ボタンのそれとあまり変わりませんが、習得するためのステップごとの解説をご用意いたしました。
1. タブレットのメイン画面で、[再作業]をクリックします。
2. どの「注文」、「製品」、および「作業」で作業するかを聞かれます。
注: 「再作業のベスト プラクティス」で説明したように、[NOT RECOV(再生不可能)]な不良品をフロー外として定義した場合、実行される数量は 45 個となり、 残り 15 個となります(下図参照)。
「BAKING」の要求量は 20 個です。30 個の[OK]が記録されたため、生産注文の要求量と一致させるには、まだ 20 個の生産が必要です。
3. 上記の再作業オプションを選択すると、スタート画面に戻り、システムは生産の記録を開始します。
4. 実行を開始した作業が終了すると、スタート画面に戻るため、再度[再作業]をクリックする必要があります。生産された数量を挿入するよう求められます。
5. 不良品は、再作業でも出ることがあります。このため、不良品を送信するかどうかを聞かれます。
6. 不良品を送信するか、そのまま作業を「確認」すると「生産注文」、「製品」、「作業」、および「数量」の詳細について、確認するよう求められます。確認後、[バーコードの確認と印刷]または[送信]を選択します。
7. 以上で完了です。再作業生産が適切に挿入されました。
[再作業]ボタンの機能についてご不明な点がありましたら、ライブチャット機能を通じて弊社にお問い合わせいただくか、または直接アカウント マネージャーまでご連絡ください。
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